『面白半分』1979年2月号
実はこの号にはことのほか思い入れがある。というのも、半村良編集の最後の号(1978年12月号)に“南千家流礼法入門卒業試験”というのがあって、これに回答を寄せており、その発表がなされた号なのである。
結果は「中許」であり、「より研鑽を積むように」というお言葉とともにわたしの名前も掲載されている。
ところが、運命*1は廻る糸車で、なんと戸籍上の姓名が変更されることになる。すなわちこの号に掲載されている名前は当時の本名であり、今の本名ではないのだった。
というわけで、“あの当時のあの名前”を目にすることができる唯一の資料なので、後世、わたしを研究しようという人は入手するように。なお、回答そのものは掲載されていない。

*1:ここはもちろん“さだめ”