[コメントに答えますコーナー]
といわけで、12月20日分のさくしんッ。
12月20日


# Jark 『これは以前から出版社の編集(最初に変換したら偏執のほうが出ちまった)の方に
言っていることですが、WEBでの発信をしている人にライティングを頼んだ時に何故WEBでの告
知を積極的にさせないのか? という素朴な疑問を持っていたりします』
『書く側も出版する側もその情報を広く知らしめるという使命を持ってその作業を行っている
のであれば当然のことだと思うのですがヽ(´ー`)ノまあ、最近はそういうやりかたをしている
ところが多くなりましたけどね』
『アタシがこれを言っているのはビジネスという観点からだけではなく、某そのぴーの言うと
ころの「情報収拾がきちんと出来るため」仕掛けにもなるのではないかと』
えーと、まず執筆者がWebで情報を発信している人だった場合、書籍情報発信を積極的に行なわないか(協力いただいてないか)という点ですが、冗談抜きで、これまではWebで情報発信をしている執筆者のほうが少なかったというのが現状です。今でこそ、なんらかのサイトを持っている執筆者もいますが、Webで活躍されている方より、むしろ現場ダイレクトな方に(ダイレクトすぎてWebにまで手が回らないくらいの方に)依頼するケースが多かったのです。個人的な感想ですが、Webでの自著本の販促活動は、ごく最近です。今でこそかなりの数のサイトで自著本の販売促進活動は行なっていただいてますが「まだ少ないよ」ということであれば、他の膨大な量のサイトに押しつぶされて(すなわちページビューが伸びずに)いる、ということです。裏返せば名のある人気サイトに紹介されない限り、Webとはいえ、口コミの輪は広がらないということです。
ちなみに、あたくしの裏サイト(WeblogXでもないほうね)でも、いろいろ書籍情報をあげてましたが「ヒット件数が少なければそれは情報としてNULLである」ということを実証させていただきました(笑)。

# sonodam 『出版なところって、インターネットの「利用」っていう意味じゃ一番遅れてん
じゃないですかねー(笑)』
『わーい。また暴言↑(笑)。でも、既存の媒体では例えば書評なんてやっとるわけで。本好
きな人のみならず、探したい人はああいうの読んでたり、口コミから評判を聞いたりしながら
広げていくんでですねー、それを支援すればいいような気がしますねえ』
『ってことは、巨大口コミツールであるインターネットってすごく利用できるような気がしま
すし、そこにもっと書評をがんがん出していきたいですよねー。今出ている書評ってアマゾン
とかくらい? 他は個人の書評しか無いし』
『情報の絶対的な流通量onインターネットがとっても少ないすよね。書籍に関して』
うはは(笑)。まあ、遅れてるかもしれません。つか、ある意味“紙”と“活字”(と製本)がそろってはじめて出版と思っているのかもしれません。私がそうですが(大笑)。
あと、ものすごい暴言ですが、書評って信用してます? PC書に限って言えば、あたしゃほとんど信じてません。やっぱり自分で買って読んでみてナンボなんですよ。だからwakatono、ごめんなさい。WebDAV本は未読なので書影が掲載できずにおります。nezさんのSAMBA本も同様です。すみません。年末/年始に必ず読みますので、今しばらくお待ちを。。
あー、なんか誤解を受けそうな一文なんで若干の補足を。
書評全体をあまり信用していないというのは、そうなんですけど、個人の(つまり著者でもなければ出版社のヒトでもない方の)書評(と大上段に振りかぶらなくても)は、その方のバックボーン(どんな仕事をやっていて、どんな点で困っていたのか、どんな点を期待していたのかなど)が見えれば見えるほど、一生懸命読みます。だって、読み方がリアルだもんね。で、それはその方の興味のベクトルが異なっていても変わらないかもしれません。
おそらく、書かれたものはなんらかのQUEを与えてくれるから、という至極楽観的な思想を持っているからだと思います。

# Jark 『のむらさんが本の雑誌の目黒氏の話に触れてますが、本の雑誌のインターネット版
みたいなのがありゃいーんすねえ』
『サイトも工事中だし(笑)そういうのを作ってみようかなあヽ(´ー`)ノ<本の雑誌インター
ネット版』
# sonodam 『それはナイスなアイディアだと思います>本の雑誌。あとは書評をやる人の品揃
えですねえ』
あー、それができたらうれしいなあ。占いCGIみたいな感じで、条件を入れていくとベストマッチなPC書籍が紹介されたり、どれとどれを読むと相互に補完しあって、めでたく知識が完結に近づくみたいな指針がわかると、それはとてーもシアワセかも。
ただ、そういうポータルがあったとして(たとえばid:connect24hさんが12月23日付けのコンテンツで取り上げている書評サイト「YF ComputerBookShelf」(=http://www.yfcbookshelf.com/)とか)結局それは、本好き/向学心に燃えているヒト(あるいはホントに今現在困っているヒト)のための手段であって、特定分野の検索キーワードすら絞り込めずにいるその他大勢のヒトビト向けのサービスではないんスよね。そういうヒトビトでもヒット可能なキーワードとして「萌え」があったわけでつが(笑)、まあ、これもいつまでもちますやら。
でも、目黒考二さんの積年の企画を実行できるのであれば、それは面白そうだから参加したいなあ(読者として)。