「スーパーで売ってる刺身用赤身は、賞味期限が切れるとどうなるか」というと、まずスライスされて「寿司ネタ」になり、それでも売れないと次に食用油を加えて「ネギトロ巻の具」になる。
というネタを、日本テレビでやっておりました*1
「賞味期限切れの鶏卵が出回って、かなりの食卓に出た」ことに端を発して、生鮮食料品の期限、ひいては偽装米の話にまで持ってゆく日本テレビはすごいなあ、と思いますが、でもどうなんでしょうねえ。
たしかに半年も寝かされた鶏卵を食わされるのは不安でしょうがないし、消費者*2をバカにした話だと思うんだけどさ。そんな食生活でも、人死にが出ないってことは、もしかすると今は「賞味期限」ってコトバに踊らされてるだけじゃないの? なんてことも考えたり考えなかったりするなあ。一体全体、この食品の賞味期限って、ホントのところ、どれくらいなの? って瞬間も多々あるしなあ。
まあ、コトバに踊らされてる云々はともかくとして、便利さを追求するとブラックボックスが増えるのはいたしかたない。でも信頼できないブラックボックスは要らないんだよなあ。そうすると選択肢は、

の3つくらいになるのかな。で、日本テレビの方向付けとしては「官による制御を強化してもらう」ということだったんだけど、それもどうなのかなあ。
てゆうか、これ、別の業界にも当てはまったりしません?

*1:番組名失念

*2:ルビは“ユーザー”