情報流出

ADSL(非対称デジタル加入者線)サービスのアッカ・ネットワークス(東京)の顧客情報が流出したことが24日、分かった。同社は流出したのは顧客の住所、名前、電話番号などで、件数は最大の場合で全顧客分に当たる110万件に上る可能性があることを明らかにした。25日に坂田好男社長らが記者会見して詳細を発表するとしている。

企業の大小じゃなくて、今までのような取り組みでは情報は流出すると。流出しない/させないためにはどうすればよいのかと。セキュリティ技術者(というよりIT技術者)は、どういう立ち位置があるのかと。業界的には、

  • 犯人が挙がれば被害者を巻き込んで訴訟に持ち込む
  • 被害者にはいくばくかの金と謝罪でなんとかする

という流れが強くなりつつあるんだけど、本当にそれでよいのかと。国内でしか通用しない法規制だけで丸く収まるのかと。いつまで所轄官庁の縄張り争いに付き合えばよいのかと。警察はまともな判断を下せる程度には、現状のテクノロジーを理解しているのかと。春はまだかと。