笑っちゃいけない

京都府警下鴨署  京都府警下鴨署(京都市左京区)管内の交番に勤務する署員(地域課巡査)の作成した十数人分の捜査関係書類が、インターネット上に流出していたことが29日、分かった。流出していたのは、巡査が、私物のノートパソコンに保存していた19枚。巡査は私物パソコンを公務に使い、自宅にも持ち帰って使用していたという。府警によると、私物パソコンの公務使用については署長の承認を受けていたものの、私物パソコンのハードディスクに捜査関係書類を保存することは内規で禁止しており、経緯について巡査から詳しい事情を聴いている。

「内規を守ってなかった」ってのが、イタイすね。しかもそれが流出してネット上に上げられているというのが痛悲しい。

公開されたファイルについて府警は削除要請をしているが、ホームページの管理人と連絡がとれておらず、同日午前の段階では削除は難しいとみている。

少し前なら捜査令状とって強引に土足で踏み込めたんだけどねえ。こうなるとなんというか、色男が年齢とともにハゲて逝くように、威厳がウスクなってゆくさまを見るようで、それもまた痛悲しい。
てゆうかね、

問題の捜査関係書類は「指名手配書」「捜査報告書」や「鑑定嘱託書」で、20人分の住所、氏名、年齢や生年月日などの個人情報が記載されていた。このうち11人が実在し、ひったくりなど同署管内で取り扱った事件に関するものも一部含まれていたことが判明。書類の作成時期は02年とみられる。残り9人については実在かどうか調査中だが、一部は巡査が練習用に打ち込んだとみられる。

ってのが、すごいよね。「Excelの練習用データがないんで、手元にあった表を流用してみました」という感じがして。これで、生年月日から年齢を表示するマクロとか、前科を足していって刑期を表示するマクロとかが入力されていたら、それはそれで勉強熱心なのかもしれない。