“明日”という字を書くための予行演習

ヤヴァくて、だからドキドキするような世界を見せてくれたいくつかのBBS(≠掲示板システム)が閉鎖したとき、ぼくはそこで体感した数えきれないくらいの興奮とショックを、新しい人にきちんと伝えたいと思った。
舞台はWebに移ったけれど、新しい技術に出会うたび、相変わらずぼくはその興奮とショックに打ち震え、できるだけたくさん吸収しつつ、まだ見ぬ(言葉さえ交わしたことのない)同好の人々とそのヨロコビをわかちあいたいと思った。そして同時に、自分から新しい技術を提示できるようになりたいと思った。その技術で興奮とショックを与えたいと思った。
だからPCを軸のひとつとするメディアに関わっているのかもしれないんだけど、まあ、そんなことはどうでもいい。
以下はこの土日にヘラヘラしながら書いてたものだ。読み返すとただのアジテーションだけれど、基本的なスタンスは変わらない。いろんな思惑や行動原則があることは重々承知の上だが、だからこそ“誰のためのセキュリティ技術なのか”にもう一度立ち返って、そこから各自の声を響かせることが、響かせるための咽喉を鍛えることが、必要なんじゃないか。
いずれその声は共鳴しあって、新しい声をも呼び込むだろう。そして、もうひとつの“大声”を圧するだろう。
ぼくは楽観的にその日が来ることを信じている。