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 今回の訴訟では、個人情報の流出により業務が妨害され、信用が傷つけられたとして、ACCSが500万円の損害賠償と107万1,000円の弁護士費用を求めると同時に、プレゼンテーション資料で個人情報が公開された3人がともに原告となっている。請求額は1人あたり損害賠償30万円と弁護士費用15万5,400円で、総額743万7,200円となる。
 ACCSの久保田裕専務理事は訴訟に踏み切った理由について、「被告に社会的な制裁を加えようとしているわけではない」と説明。今後、このようなプライバシー侵害につながる行為が二度と起きないよう広く呼びかけるためであることを強調した。ACCSでは、「インターネット技術のセキュリティ問題を指摘する行為を否定するものではない。しかし今回、被告が“脆弱性の指摘”の名の下に行なった行為は、セキュリティ技術が保護する対象のひとつである個人情報を不正に入手し、公衆に対してその手法と個人情報自体を公開するという手法をとっている。当協会は、このような方法を断じて認めることはできない」としている。

「業務が妨害され、信用が傷つけられた」ことをofficeに被せるのはどうなんだろうな。まともなCGIを導入/設置していれば「業務が妨害され、信用が傷つけられ」ることもなかったと思うんだけど。
結局、officeとの話し合いもA.D.200xとの話し合いも意味を成さなかったということなんだろうな。
要は、自身の非は棚上げにして、全然関係のないところから金を毟り取りつつ“社会的制裁ではない”と嘯くオヤジが、著作権の保護を訴えるという異常な社会にわれわれは生きているということですな。
オトナはどこに行ってしまったんだろうか。