岩波アクティブ新書終了

岩波書店(本社東京都)は3日、同社の実用書系新書の「岩波アクティブ新書」を同日発売の「はじめてのデジタル一眼レフ」など12月新刊分で終刊にすることを明らかにした。
同新書は2002年1月創刊。ハウツー的な実用書や雑学的な読み物を中心に、累計で129点刊行した。同社は、既刊については、読者や書店の要望があれば増刷するとしている。

「新書市場が熱い!」とか言われていたけれど、『バカの壁』(新潮社)をピークにここんとこぱっとしないなあ、なんて思っていたら岩波がイチヌケ。もっとも、岩波といえばむしろ新書のイメージが強いし、実用書のアクティブ新書といわれても、ピンとこないのが実情だったり。
「既刊については、読者や書店の要望があれば増刷する」のは書店買い取り制を導入している岩波ならではか。んなこたーないな。